競売物件購入にかかる諸経費
また不動産業者を仲介させないので、仲介手数料もかかりません。
競売物件を購入する際に必要となる諸経費は、以下の通りです。
■ 最低限必要となる資金
a、保証金
競売では、購入したい物件に入札するという方式が採られています。そして入札申込みをする際に、保証金が必要となります。
・保証金の金額......物件に表示されている売却価格の2割
・落札できなかった場合......保証金は返還されます(約1週間以内)
保証金を納めて入札に参加しても物件が落札できなかったら、保証金は返ってきます。ただし落札したのに物件の購入代金が支払えなかった場合などでは、保証金は返ってきませんので注意してください。
b、購入代金
入札した物件を無事に落札できれば、物件を購入する代金が必要です。この購入金額は落札した価格から、入札時に納めた保証金を引いた金額になります。
物件購入金額 = 落札価格 ― 保証金
c、一般の中古物件購入にかかる経費
競売で物件取得する場合にも、通常の方法で中古物件を購入する際にかかる諸経費が必要となります。具体的には、以下のようなものがあります。
・登記料......司法書士手数料が不要なので、一般の場合と比べて安いです
・印紙代&切手代......必要書類を作成する際などに必要となります
・リフォーム代......購入物件をリフォームする場合に必要となります
・住宅ローン関連費用......住宅ローンを利用する場合に必要となります。
・鍵の交換費用......新しく住宅の鍵を用意しなければなりません。
・管理費&積立金......取得物件がマンションの場合に必要となります。
■ 必要になるかもしれない経費
d、立退き料
競売物件では、以前の所有者がその物件に住んでいる場合があります。話し合いで早く退去してもらう場合に、立退き料がかかる場合があります。
・立退き料の相場......30万円~100万円程度と言われています。
e、強制執行
物件の占有者が話し合いで立ち退いてくれない場合は、裁判所に申し立てを行って強制執行という手段に出ることもできます。
・強制執行の費用......80万円~200万円程度と言われています。
f、滞納している費用
マンションの場合、管理費や積立金などを前の所有者が滞納している場合があります。これは買受人の負担となるので、その分の費用が必要となります。
g、残置物撤去費用
前の所有者が残していったものなどを撤去・処分する際にかかる費用です。これも物件を買い取った人が負担しなければなりません。
h、その他の費用
競売物件の購入では、予想外の費用がかかる場合があります。
そのため資金は余裕を持たせておいた方がいいでしょう。